東海市議会 2020-12-15 令和 2年12月定例会 (第5日12月15日)
加えて、令和3年度より各小中学校へのICT支援員を派遣できるよう、債務負担行為を設定し、円滑なICT教育の実施に努められ、緑陽公園整備地内に所在する戦争遺跡である太佐山高射砲陣地跡の周辺部についての調査範囲を拡大して実施するなど、各般にわたり市民福祉の向上のための予算が計上されており、高く評価するものであります。
加えて、令和3年度より各小中学校へのICT支援員を派遣できるよう、債務負担行為を設定し、円滑なICT教育の実施に努められ、緑陽公園整備地内に所在する戦争遺跡である太佐山高射砲陣地跡の周辺部についての調査範囲を拡大して実施するなど、各般にわたり市民福祉の向上のための予算が計上されており、高く評価するものであります。
国内の高射砲跡は、開発により壊されていることが多く、陣地内の設備が残る太佐山高射砲陣地跡は、貴重な戦争遺跡と考えます。規模、保存状況からも、県の戦争遺跡として保存・整備を考えてもよいのではないでしょうか。 この区域は、防災機能を含めた緑陽公園整備区域で、第2期整備が行われる予定です。しかし、太佐山高射砲陣地跡を戦争遺跡として後世に残すべきと考え、市の保存方法をお尋ねします。
1、緑陽公園整備予定地内の太佐山高射砲陣地跡について、測量及び発掘調査結果から大変貴重なものであるということが判明しました。また、木田城跡については、大田まちづくりの会と社会教育課学芸員の調査により木田城の概要が判明しました。高射砲の設計図が残っている高射砲陣地跡や木田城跡地について、バーチャル等による再現を含めた活用法を問うということであります。
第10款教育費、第4項4目文化財保護費1,113万円の追加は、緑陽公園地内史跡調査事業で、太佐山高射砲陣地跡の戦争遺跡の調査範囲を拡大することによる増でございます。 42ページ以降の各調書につきましては、説明を省略させていただき、以上で説明を終わります。
○都市建設部長(大西 彰) 質問事項4、今後の緑陽公園整備に向けた取組についての質問項目の1点目、都市公園区域変更及び都市計画区域区分の説明会での質問についてでございますが、都市公園の区域変更の主な質問としましては、公園区域変更の時期や区域を除外するに至った経緯、戦争時に建設された高射砲陣地跡の活用方法、隣接する名古屋市氷上公園との連携、公園施設の配置変更、用地買収の進め方、整備スケジュール、市道新池線
施策17「郷土の歴史や文化を大切に継承する」では、101ページに参りまして、単位施策01「伝統文化を大切に守る」の4つ目、緑陽公園地内史跡調査事業2,372万7,000円の新規計上は、現在整備を進めている緑陽公園に所在する太佐山高射砲陣地跡の戦争遺跡の保存・活用を図るため、調査を実施するものでございます。 続きまして、102ページをお願いいたします。
このガイドブックでは、比較的容易に見学できる名古屋市内の戦争遺跡として、高射砲陣地跡や空襲被災地など、103件を掲載いたしております。このガイドブックを作成するに当たりましては、愛知県史や郷土史などの文献を調査するとともに、実際に現地に赴き、各地に残る戦争遺跡を把握したところでございます。
また、本市に現存する戦争遺跡といたしましては、名和町太佐山高射砲陣地跡があり、これは緑陽公園の区域にございます。この緑陽公園の整備は、本年度、基本設計を行っており、高射砲陣地跡につきましては、これらの設計の中で考えていく予定でございます。
次に、2点目の学校教育における市内の戦跡の活用についてでございますが、戦争にかかわるものとして名和町の太佐山高射砲陣地跡、富木島町の大府飛行場跡地がございます。そして、教員が子供たちに市内の戦跡を紹介し、社会科の歴史学習や総合的な学習の時間などの授業で活用している学校もございます。
続きまして質問項目の6点目、市内の戦争遺跡の保存でございますが、市内に唯一現存しております名和町の太佐山高射砲陣地跡につきましては、緑陽公園の整備の中で保存することを基本に考えてまいります。また、現存していない戦争遺跡につきましては、明確な記録や資料がほとんどございませんので、資料の収集や戦争体験者の証言等によりその把握に努めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。 以上でございます。
また、戦争中の歴史を伝える高射砲陣地跡もあり、これらについては後世に伝える貴重な財産と認識しており、公園整備の中でも保全することを基本に考えてまいります。 続きまして、質問項目の4点目、従来一体的整備の方針であった名古屋市氷上公園との調整につきましては、名古屋市では平成20年3月に、長期未整備公園緑地について都市計画の見直しと整備プログラムを策定しております。
その中にあって、名和町の太佐山には現在、唯一の完全に残された高射砲陣地跡があります。山頂には砲座跡が六つ並び、ほぼ中央に指揮所跡、兵舎跡、弾薬庫跡、兵庫跡も当時のまま残っています。そのため、毎年知多半島に残る戦跡をめぐる平和バスツアーが見学に訪れています。草はぼうぼうで、私たちが見学しようにも、山に入ることさえできない状況になっています。